破水

(この記事は2007年3月4日に書いてます)

その日は普通に過ごしていた。ただ、一つ気になっていたのが、月曜日の検診後から出ていた茶色い?おりものだった。病院の先生からは「子宮を刺激したから出血があるかも」とのこと。その出血かなと思っていた。

午後、水曜日は午前中勤務の妹が帰ってきた。のんびり編み物をしながら、何時ぐらいに散歩に行こうか思案。そろそろ行こうかなと思ったとき、妹が「今日は散歩に行くの?銀行行かなくちゃだから一緒に行こうよ」とのお誘いが。せっかくなので一緒に行く事に。病院の先生からよく散歩してくださいねという一言もあり、ここ数日はちょっと遠目のイトーヨーカ堂まで歩いていた。銀行のキャッシュコーナーに行きたい妹の申し出も、そこのヨーカ堂ならキャッシュコーナーがある。

ひとまず、ヨーカ堂まで散歩する。着いてふとトイレに行きたくなったので、キャッシュコーナーに用事があった妹にトイレに行く旨を伝える。
ところが。
トイレから出たとたん、自分の意思とは関係ない、水のようなものが体内から流れ出る感覚が…。
あわててトイレに戻ると、やはりまだじゃーじゃーと水が出る感覚が。これはもしや。
頭をあることがよぎった。「破水だ」
破水が若干収まった後、トイレを出たら妹が居た。すぐに母に電話してもらい家に戻る。
家に戻ってすぐ病院に電話。入院荷物を抱え、タクシーで病院に向かうことに。駅に向かう道の途中で母と合流。母、妹、私の3人で病院へ。
病院に着いてしばし待ち、車椅子で産婦人科の処置室へ。先生に見てもらった結果、やはり破水とのこと。そのまま入院となる。その際、破水なので1日様子を見て、22日に生まれなかった場合、23日朝に促進剤を打って出産とのこととなった。破水したが、痛いという感覚もあまり無く、正直本当に出産なのか、イマイチ信じられず。入院となり、病室、ではなく、陣痛室へ。今日はそのまま入院となる。仕事後の父も駆けつけたが、まだ痛くない。鈍い痛みぐらい。ひとまず今日は生まれなさそうと言う事で、家族帰宅。
夜ご飯を食べて、しばし睡眠。だが、じわじわ、と数分感覚で痛みが来る。でもまだ鈍い。本当に生まれるのか?イマイチ分からない…とりあえず、明日かな…。