陣痛っっ!!!

(この記事は2007年3月4日に書いてます)
昨日は破水して入院したが、イマイチ本当に出産に向かっているのか分からなかった。それは夜が明けても変わらなかった。朝、血液検査のため採血。その後、朝ごはん。陣痛はあるが、まだあまり痛くない。朝ごはんを食べた後、一度病室へ。確かに昨日より痛みが強いが、本当にこれなの?というぐらい。このまま行くなら、結構出産ってラク?なんて考えながらいたが、徐々に痛みが強くなってくる。お昼前、再度陣痛室に入ることに。お昼ごはんを食べつつ、たまに痛みに耐える。リラックスして「いきみ」を逃す。食べては「いきみ」を逃すことを繰り返し、何とかご飯を食べ終える。
昨日、あまりしっかり眠っていないからか、眠気に襲われる。その間に痛みが来る。眠りと痛みとの繰り返し。その間に徐々に痛みが強まってきた。痛い痛い。イタイイタイ…。

夕方ぐらいだっただろうか。夕食が来た。
食べようとするが、痛い。痛みに耐えつつ食べるが、痛すぎて食べる気が起きない。助産師さんが母が来た事を告げるが、痛すぎて待って欲しいと伝える。
痛い。痛いよう。でもこれを乗り越えないとベビーに会えない。そう、痛いのは生まれる証拠なのだ。
痛みが治まった頃、喉の渇きを感じる。母にメールをしてお茶を買ってきてもらった。
お茶を持ってきた母が残っていた夕食を見て「おいしそう。もう食べないの?じゃ、ちょっともらうね」ということで、何と、母、夕食を食べる。食べつつ「もっと食べないと体力持たないよ」い、痛いんだけど。で、陣痛の痛みが弱いときに食べさせてもらう。
イタイイタイ…あ、収まってきた…「はい食べる〜」…イタイイタイ。
これを繰り返し、何とか夕食を食べる。その後も痛みに耐える。
破水による陣痛の為、再度、採血。しかし、採血の結果、数値があまり良くないため抗生剤を点滴することに。
点滴が終わった後、お茶を飲んだお陰でか、トイレに行きたくなる。トイレから戻ると痛みが強くなった・・・気がした。
その後仕事が終わった父と妹も駆けつけるが、まだ生まれなさそう。助産師さん、先生の予想だと明日(23日)明け方ぐらいじゃないかとのこと。とりあえず、二人は帰宅。母はもう少し残ってくれたが、10時前後(だったかな?)に帰宅。
その後も陣痛の弱い時間帯にお茶を飲みつつ痛みに耐える。途中またトイレに行きたくなり、ナースコールを押し、トイレへ。トイレでも痛みが来たので「いきみ」を逃す。が、トイレから出る直前に痛みが猛烈に襲ってきた。思わずナースコールを押してしまったが、何とか戻る事ができた。
この後が痛みがすごかった。痛すぎる。「いきみ」を逃せない。「いきみ」そうになる。ナースコールを押して、その旨を伝える。「まだちょっと子宮口が開いてないから」い、痛いんだけど…助産師さんが着いていてくれる事に。その後も「いきみ」を何とかして逃すが、もう限界…そこで助産師さんが子宮口の開きを見たところ全開とのことで分娩室へ。
分娩室で、まずそのままいきむこと2回。その後、別の助産師さんがきて「ふーふーってしましょうね」ということで「あー」だったか「うー」だったか雄たけびモードだった状態から「ふーふー」で。それを2回ぐらい繰り返したあと、「ふーっと息を吐いた後、今度は息を止めていきんでみましょう」。それを2、3回ぐらい繰り返しただろうか。途中で麻酔を打ち、会陰を切られる。切ってもらいたいという気分でもあった。そして数回いきんだころ、するするっと出てくる感覚が。
「おぎゃーっっ」
無事出産となった。時間は午前1時ぴったり。女の子だった。

数分胸に抱いた後、沐浴の為ベビーは分娩室の外へ。その間切開した会陰を縫合。先生と話しながらのんびり過ごしていたところベビーが到着。30分ほど同室に。助産師さんが携帯を持ってきてくれたので、母に連絡。写真を撮る。ダンナに電話をするが出ない。眠っていただろうな。ゴメンね、起こしてと思いつつ。しかし、写真メールを送ったところ、電話が。起きてくれた。明日も早いのにありがとう♪
その後ベビーは新生児室へ。
私も後出産の後、病室へ戻った。もうすぐ夜が明けそうな午前4時。幸せな気分と興奮でちょっと眠れなかった。